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2024.10.29

お知らせ

創業100周年記念式典のお知らせ

下田工業は1924年の創業より多くの皆さまにご愛顧頂き、2020年のグループ4社統合を経て、今年3月に創業100周年を迎えました。
これを記念し10月25日に創業100周年記念式典を開催いたしましたのでお知らせいたします。
式典には、下田工業の国内外拠点、およびグループ会社(下田工業茨木㈱、㈱笑笑音、日笠工業㈱)から約450名が参加し、100周年の喜びを分かち合うと共に、新たな未来に向けてグループの結束を固めました。
  

代表取締役社長 下田寛二 記念式典ご挨拶

 
下田工業株式会社 創立百周年 の式典に参加いただき、ありがとうございます。
100周年を祝うこの日を皆さまと迎えることができ大変うれしく 思います。
このようにグループの皆さんが一堂に会するのは分社以降、初めての事だと思います。
 
今年は皆さんとタウンホールミーティングをとおして、お話しすることができました。
それぞれの拠点で個性があり、皆さんの人柄、意外な一面を知ることができ、とても 良い機会だったと思います。今後も、会社の考えていること、皆さんの感じていることを共有し合える場を設けていきたいと考えています。
 
100周年という大きな節目を迎えるにあたって、当社の歴史を少し振り返ります。
創業者である下田利之氏は、1901年、熊本県で生まれました。
幼い頃から独立心が強く、ゆくゆくは商人として大成したいと、野心にあふれた少年だったと聞いています。
 
利之さんは、電気製品を取り扱う貿易商社 に出入りし、そこで、電気業界の未来は明るいと感じるようになったそうです。
そして1924年、23歳の若さで独立し、電気絶縁材料を取り扱う「下田電気商会」を創業しました。
それが、今から100年前のこと、創業者が思い描いた「電気業界の明るい未来」、その、スタートでした。
 
(中略)
4代目の社長となった私は、シモダグループが 成長を続けるためには、
国内だけではなく 海外でも、存在感を発揮しなければならない、
「グループ一丸となる」「変わらなくてはいけない」強く、そう思いました。
 
経営理念「企業は永遠なり」を実現するために、私たちは 成長を続け、変化に対応しなくてはいけない。
グループの経営統合は、『必然』の選択でした。 
そして2020年 グループ4社が経営統合を果たし、新生 下田工業として、ひとつの会社になりました。
 
統合当時の大きな変化に、戸惑われた方もいらっしゃるかと思います。
しかし、統合を果たしたことで、海外展開の加速、業界戦略・エリア戦略、共に新たなことを創り上げる「共創」の取組みなど、ひとつの会社だからこそ、実現できる ことがあります。
これからも経営統合の成果を着実に挙げてまいります。
 
100周年は、皆さんが積み上げてくださった歴史の大きな区切りであると共に、ひとつの通過点であると、考えます。
下田グループは、時代の変化と共に形を変え、リーダーを変え、仲間も新たに、歩んできました。

今この会場にいる皆さんの活躍が、下田グループを支えています。
また、シモダの歴史をつなぎ、つくり上げてきた諸先輩の尽力も、けっして忘れることはできません。感謝申し上げます。
 
 
(中略)
この急速な変化を遂げる時代に、経営理念「企業は永遠なり」を実現するため、そして皆さんと共に成長を続ける企業であるために、
この度MVV( ミッション・ヴィジョン・バリュー)を作成しました。
 
挑む企業をつなぎ、革新をつくる。
共創の種をまき、持続可能な社会を育む。
誠実に生きる、価値を届ける、先を見据える、共に喜ぶ、組織で挑む
 
MVVで示したことは、まさに我々が目指す、「社会と共に成長し続ける」企業の姿をあらわしています。
そして成長を続けることで、グループの皆さん、ご家族、シモダに関わって下さる方々を幸せにすることが100年の歴史を受け継いだ 4代目社長としての、私のつとめです。
 
共にシモダグループを支えてくれる皆さんありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。